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気象庁の桜の開花発表って何のため?

2023年、東京の桜の開花は3月14日

気象庁が東京地方の桜が開花したと発表しました。

東京では、気象庁の職員が靖国神社の「標本木」を目視して5~6輪の花が開いたら開花宣言をすることになっているのはご承知のとおりです。

今年2023年は、平年よりも10日早く、1953年に統計を開始して以来最も早いということです(2020年、2021年と同日)。

桜の開花発表って何のため?

いつも思うんですけど、これってなんでやってるんですかね。1953年から毎年これをやっているというのですが、何かに役立てようとしてるんでしょうか。目的などを公表してほしいですね。

と思って調べてみたところ、気象庁のHPにいろいろと書かれていました。

気象庁で扱っている統計やデータなどについては、まとめて気象庁の各種データ・資料というページから探すことができます。

温度や湿度、天気といったおなじみの情報が網羅されています。

この中に、「地球環境・気候」というカテゴリがあり、さらにその中の「生物季節観測の情報」という中に、桜の開花情報も公開されていました。

気象庁 | 生物季節観測の情報
生物季節観測の情報を表示します

ここに端的に次のように書かれています。

気象庁では、全国の気象官署で統一した基準によりうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測を行っています。植物季節観測は、観測する対象の木(標本木)を定めて実施しています。
観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違い、変化など総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどに利用されています。
ここでは各観測種目について、その観測方法等を紹介します。

ということです。ページを見てもらうと分かりますが、桜以外にもたくさんの植物の開花や発芽のデータがとられています。

また、植物だけでなく、なんと動物の動きもあります!

うぐいすの初鳴、ほたるの初見、などなどです。

ちなみに、なぜかは分かりませんが、植物も動物もみんなひらがなで表記するんですね。

きちんと目的があってやっていることでした。気象庁さんすいませんm(_ _)m

2023年桜の見頃

ちなみに、開花の発表があったといっても、まだ靖国神社の標本木に5~6輪の花がついたくらいです。まだ全然花を見るのに適した段階ではありません。

開花宣言からだいたい1週間くらいした頃に見頃を迎えることが多いので、来週の土日あたりが、東京ではお花見のピークになるのではないでしょうか。

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