小田急電鉄が来年2022年春から、子供がICカードで乗車する場合の運賃を一律50円にすると発表しました。衝撃的なニュースです。
現在の通常の運賃(IC)では、126円・子供63円が最も安い運賃です。なので、一律50円とはかなりの値下幅です。
今回の大幅値下げは、小田急電鉄が「こどもの笑顔をつくる子育てパートナー」であることを宣言したことの関連施策です。
小田急電鉄は、子育て応援ポリシー「こどもの笑顔は未来を変える。Odakyu パートナー宣言」を策定。このポリシーは、子育てに想いを持つ社員を中心に取りまとめたそうです。このポリシーの具体策として、「子育てしやすい沿線」を目指す取り組みとして、子供運賃の一律50円を決定したとのこと。
大変すばらしいですね。
例えば、父・母・子の3人で、新宿から箱根湯本に旅行すると、普通運賃だけで、
父891円+母891円+子445円 = 2,227円 (片道)
かかります。これが、
父891円+母891円+子50円 = 1,832円 (片道)
になりますから、子供分はほぼタダといっていいような金額です。
ロマンスカーに乗る場合の特急料金はどうなるのでしょうか。
このほかにも小田急は、様々な子育て応援施策を実施しているそうです。
こうした社会の課題に対応した施策を打ち出せる企業には好感が持てます。