田村和大さんの『ジャベリン・ゲーム サッチョウのカッコウ』を読みました。
昔から公安モノは好きなので、書店で見つけて迷わず買いました。
また、ロシアによるウクライナ侵攻という現実に起こっている紛争が取り上げられているのでリアリティがあります。その分、ロシアと中国が画策しようとしていることに関しては、背筋が凍るような恐ろしさがあります。
さて、この本は、ジャベリンという小型のミサイルが行方不明になり、それを取り戻すという話なのですが、ジャベリンは今まさにウクライナ戦争でキーとなっている武器です。
米、対戦車ミサイルを英国に売却へ 国務省が承認
米国防総省は28日、国務省が英国に対する対戦車ミサイル「ジャベリン」の売却を承認したと発表した。売却価格は推定1億2500万ドルとした。
主人公の武田穣は、CIAのエージェントとして、そして日本の警察官としてこの事件に関わることになり、最終的に解決までこぎつけますが、彼が潜入している真の目的達成はまだ遠いようなので、続編期待したいと思います。