書店で出会った本『縄紋』を読みました。
うたい文句はこちら(楽天ブックスサイトより)
「縄紋時代、女は神であり男たちは種馬、奴隷でした」。校正者・興梠に届いた小説『縄紋黙示録』には先日貝塚で発見された人骨の秘密が隠されていた。やがて読み進めるうち身辺でも異変が起こり始めて……。烏、蛇、鳥居、鏡──数々の暗号が繫がる時、破壊の神アラハバキが舞い降りる!過去現在未来が絡み合う、世界まるごと大どんでん返しミステリ。
書いてあることは上記のとおりなのですが、大どんでん返しというよりは、夢オチ、妄想オチに近く、殺人事件と縄文(縄紋)時代の話が全然関係なくて、なぜ小説を読むとおかしくなってしまうのかも分からないままで、全部読み終わったあと「なんだこれ?」という感想しか出ませんでした。
妙に長いのですが、不必要に作中作を読まされるので疲れるだけの作品でした。