足の裏をマッサージする足裏マッサージがカラダに良いということは、知られています。この足裏マッサージ、腸にもとても効果があるんです。
そもそも足裏マッサージってどんなもの?
リフレクソロジー
日本で広く行われている足裏マッサージは、「リフレクソロジー」が広まったものです。
リフレクソロジーは、足の裏の特定部分を刺激することで、それに対応する臓器などに変化が起こるという考えで、疲労や体調の改善を行うものです。
リフレクソロジーのほかにも、様々な種類の足裏マッサージが広まっていますが、ここでは、足裏マッサージ=リフレクソロジーとして話を進めます。
自分でもできる
足裏マッサージは、もともとはサロンで施術してもらうものでしたが、認知度が高まるにつれて、本などで、自分でも出来る健康法として紹介されました。
足裏マッサージに関する本はたくさん出版されています。
腸を良くするには
自分でもできる足裏マッサージですが、具体的にはどのように行うと腸に良いのでしょうか。
上にも書きましたが、足の裏の特定の部分が、カラダのどこかの臓器と対応していると考えられています。
それをまとめたのが、「足の地図(フットチャート)」です。
足の地図(フットチャート)
これが、足の地図(フットチャート)の一例です。
このように、足の各部分がカラダ中の臓器に対応しています。
カラダを正面から見た時の臓器の位置と同じですね。
腸の位置
では、腸に対応するのはどのあたりかというと、だいたい、土踏まずの下から、かかとにかけての部分となっています。
このあたりを揉みほぐしていくと、腸に良い刺激が伝わっていきます。
足裏マッサージの効果は
さて、足裏マッサージを行うと、どのような効果を得られるでしょうか。
これはやってみれば、すぐに体感できると思います。
リラックスして、足の裏の腸に対応する部分を揉みほぐしてみてください。
効きやすいひとでは、揉んでいるそばから、すぐにお腹(大腸の結腸)がゴロゴロと動き出すということを体感できるひともいます。
また、いつも便秘気味だったひとが、夜寝る前に足裏マッサージをしたら、翌朝スムーズにお通じがあったというひともいます。
足裏マッサージの効果には個人差があります。
でも、お金も時間も必要のない健康法なので、腸の調子がいまひとつなひとは、試してみる価値はありますよ。
余談 ひとにやってもらった方がいいかも
余談ですが、個人的には、足裏マッサージは、ひとにやってもらった方が効果が出るのではないかと思っています。
というのも、足の裏を揉むというのは、簡単なように思えますが、意外と変な力が入ってしまい、リラックスして揉みほぐすことがうまくできないのです。
できれば、足を投げ出してリラックスして、パートナーなどに揉んでもらうのがよいと思います。