大阪府でコロナの感染が増えているということ、特に、若年層でも重症化しやすいと言われている変異型のコロナウイルスが増えているということで、学校の活動を対象とした対策が打ち出されています。
読売新聞オンラインより
新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府は14日に臨時の対策本部会議を開き、府内の小中高校でのクラブ活動の自粛や大学でのリモート授業の実施を求める方針を決めた。
テレビニュースなどでは、部活動の自粛に関して子供たちが悲しんでいるという論調の報じ方が目立ちました。
ニャンコ編集長が気になったのは、後段部分。
リモート授業の実施を求めたのは、大学の授業だけです。
報道などを見ていると、部活動は自粛するけど休校はしない、授業はいままでどおり、ということのようです。
「ふむふむ、課外の部活動はともかく、本課の勉強は大事だからな。」
と納得しそうになったのですが、ちょい待て案件でしょう。
部活動よりも室内の密な環境で行う授業の方が感染リスクが高いので、そちらも何らか対策をすべきではないかと思った次第。
そして、ここで思い出したのが、GIGAスクール構想の前倒しです。
コロナでの一斉休校の経験を踏まえて、リモート授業もできるようにGIGAスクール構想を前倒ししたのではなかったでしたっけ。
2021年度には、全小中学生に一人1台の端末(PC、タブレット)が行き渡ったと聞いています。
文部科学省では、2021年度を「GIGAスクール元年」として活用していこうとしています。
萩生田文部科学大臣のメッセージ
こういう、コロナが拡大しているときこそ、リモート授業を活用しなきゃいけないんじゃないでしょうか。
そのために前倒ししたんじゃなかったっけ?