久々にバカすぎる記事を発見したので紹介。
「なぜこんなにも広告とセックスは似ているのか」
(※リンク先無くなってしまいました)
古川裕也(電通 コミュニケーション・デザイン・センター長 エクゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター) とかいう人が書いた文章だけど、まったく意味不明。
内容を要約すると、
- 理屈では人の心は動かせない。
- フェロモンと快感が人の心を動かす。
- 広告業界の人材育成は、快感の支配下にある。
- セックスでも広告でも「こんなのはじめて」と言われるとうれしい。
てなもんです。
は?
こんな駄文を垂れ流すヤツが広告代理店最大手の電通にはいるんですね。
こういうヤツが「御社の広告戦略は・・・」などとのたまっているのでしょうか。
「フェロモンと快感で人の心をつかみましょう」などと営業しているのかな。
一方、同じ時間にYahoo!で見つけた、
書評 「スターバックスの方法論」を自社ビジネスに応用するには
は、なかなか素晴らしいと思いました。
こちらでも以下のようにスタバの人材育成に触れています。
STEP 1 従業員の声に耳を傾ける。「従業員エクスペリエンス」をどう改善できるか、従業員からアイデアを提出してもらえる仕組みを整える
STEP 2 従業員が提出したアイデアのすべてに返答する。全部を実行することは非現実的だが、一人ひとりに返答することは現実的であり、非常に重要
STEP 3 顧客志向の政策に昨年いくら費やしたか算出し、従業員志向の政策にかけた費用と比較。従業員志向の政策と釣り合いがとれる方法を検討する(288ページより)
なるほどなるほど。
広告業界の人材育成について「どんな強引な手を使ってもいいから、早目に「快感」を体験させる」とか言ってるのとはレベルが100段くらい違いますな。
ネットで誰でもが発信者になることができるこの時代、電通はバカな社員がバカなことを言わないように気を付けておいた方がいいですよね。
電通ってバカが多いから、他の企業よりもレピュテーションリスクは高いはずですよ。
あ、でも、なんか不祥事があっても、既存のメディアには圧力かけてもみ消すかぁ。