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奨学金の充実は、必要な投資ですよ

今日(2月27日)の朝日新聞にこんな記事がありました。

官民ファンドで留学支援 費用の3分の2を無利子貸与政府は、海外への留学を希望する大学生全員に対し、年間の留学費用の3分の2を無利子で貸して支援する「官民ファンド」を検討し始めた。2014年度にも留学支援をスタートしたいという。安倍政権が力を入れる「成長戦略」の一つで、日本からの留学生を増やし、世界で活躍できる人材を多く育てるねらいがある。
まず政府と企業がそれぞれお金を出し合ってファンドをつくり、大学生の留学希望を受け付ける。米国に留学する場合、学費や生活費などで年間300万円ほど必要になるため、200万円ほどを無利子の奨学金などで貸すという。
文部科学省によると、日本人の海外留学生はピークの04年には約8万3千人だったが、09年には約6万人まで減った。不況などで留学費用を出せなくなったり、学生が「内向き志向」になったりしているという。

う~ん。これはこれで意味がないとは思いませんが、むしろ、国内で大学に進学する人々に対する奨学金を充実させないといけないのではないでしょうか。

正確な数字は分かりませんが、報道レベルでは、学生支援機構の有利子奨学金の返済が困難になる人が増えているとのこと。そして、回収のための訴訟なども増えているようです。

今回の海外留学の支援は、3分の2支援ということなので、3分の1を自費負担できる人への支援となります。

民主党政権下で、とりあえず高校までの無償化は実現されましたが、高卒者の半数以上が大学に進学するという状況の中では、経済的理由で大学進学をあきらめる人をできるだけ減らすということが必要な気がします。

いずれにしても、教育への投資は、増加させてほしいものです。

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