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会計事務所 Big4 そろい踏み ← オリンパス問題

オリンパス問題で、第三者委員会が調査報告書を出しました。

第三者委員会は、弁護士と公認会計士で構成されてますが、公認会計士である滝口委員は、補助者として自分がかつて所属していた監査法人トーマツを補助者として使ったとのことです。

オリンパス問題のこれまでの経過を見てみると、バブル期の損失隠しの”飛ばし”をしたころの監査人は、あずさ監査法人

2009年からあずさ監査法人の次の監査人に就任したのが新日本監査法人

問題の端緒となったウッドフォード元社長の調査を請け負ったのが、PricewaterhouseCoopers(PwC)

そして、今回の第三者委員会の調査補助者が監査法人トーマツ。

あずさはKPMG、新日本はErnst & Young(E&Y)、トーマツはDeloitte Touche Tohmatsu(DTT)、という国際的な会計事務所ネットワークのメンバーとなっています。

会計事務所の世界では、E&YDTTKPMGPwCが4大会計事務所(Big4)と呼ばれており、今回のオリンパス問題で、Big4がすべて登場したというわけです。

法律事務所以上に寡占化が進んでいる会計事務所の世界では、今後もこのような状況が出てくるのかもしれませんね。

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