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転職してよかったこと―ニャンコ編集長の経験から―

ニャンコ編集長は、実は、3回転職をしています。

大学を出て最初は中規模の民間企業に就職しました。

ところがこの会社、まったく社員を大切にしない会社で、すべての収益が社長一族に還元されるシステムになっていました。また、採用のときの募集要項は、ウソとまでは言わないけれど、実態を反映していないもので、嫌になり転職を決意しました。

最初の転職は、就職してまる2年経ったときでした。

次の就職先は、財団法人でした。

そこで2年半ほど勤めたあと、今度は特殊法人に転職しました

最後の転職は、今年の7月で、いまもそこに勤めています。

ここも特殊法人です。

特殊法人というのは、法律によって設立された法人で、役所とも民間企業とも違います。一般的には、とてものんびりしているわりに、待遇はまあまあの場合が多いです。

さて、本題の転職してよかったことですが、給与などの待遇面もありますが、なんといっても、人間関係が広くなったことです。「人脈」とまではいかないですが、人間関係の広がりは、1つのところに長く勤めるよりも確実に大きくなります。

実際、ニャンコ編集長の場合は、これまでの職場の同僚といまでもたまに飲んだりしますし、それぞれの職場で関係していた取引先とも交流があったりします。

また、異なる組織を経験することで、いまの組織を客観的・批判的に見ることができるということもあります。

1つの組織にい続けると、その組織のやり方が当たり前と思ってしまって、悪いところが見えてこないのです。

転職には、精神的な負担もありますが、1回はしてみたらいかがでしょうか。

デメリットよりもメリットの方が多いと思います。

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