2005年もそろそろ終わりなので、経済の動きを確認しておきたいと思います。
まず、全体としては、景気の回復基調が現れていると考えられます。12月の日銀短観でも「内需主導型に形を変えながら、緩やかに長く回復を続けている」とコメントされています。
失業率については、10月の完全失業率は、0.3ポイント増となりましたが、これは自己都合退社が増えたためと考えられており、むしろプラス要因と思われます。
物価については、消費者物価指数が未だに前年同月比を下回っているものの、企業間取引においては、単価が上昇しているとされています。これは、物価の上昇を製品価格へ転嫁できていないことが原因で、製造単価が上昇した分、製品の量や大きさを変更していることによるものです。
株価については、15,173円(12月16日終値)まで上昇しており、年初から換算すると30%以上の伸びとなっています。
ニャンコ編集長は、今年の1月5日に、今年の経済は…において今年の経済を予想していますが、ほぼ当たったと思います。
手前味噌ですいません。