今月末で、従前の合併特例法が失効するのに合わせて、全国で合併がピークを迎えます。国土地理協会によると、3月6日から4月1日までの間に全国で118件の合併が行われます。
なぜこれほどに国に政策が地方公共団体によって励行されるかといえば、理由は2つあります。
1つは、合併特例債の起債ができるようになること。
もう1つは、地方交付税交付金による政策誘導。
これらについては、これまでにも各方面で十分に議論されていることなので改めてここでは内容に踏み込みませんが、はっきり言って、地方自治体は、自ら考えることなく振り回されているとしか思えません。
よくよく考えれば自分達が損してるってことが分かるはず。それとも、それも分かった上でやってるのかもしれません。いずれにしても、まともな判断能力があればこんなことにはなっていなかったと思います。政策能力って大事ですね。